はじめに ― 笑えない現実
うちの夫は、仕事から帰るとまず寝たり、のんびり休憩するタイプ。
一方の私は、疲れていても、先に家事を終わらせてからじゃないと落ち着けないタイプ。
そんなふたりが共働きで暮らしていると、
「気づいたら私が全部やってる」という状況が当たり前になっていきました。
「家事、やってくれる?」「もうちょっと早くしてくれない?」
何度も何度も言っても、返ってくるのは「あと5分したらやるよ」の一言。
…でもその“5分”は、いつも永遠。
私が言わないと家事しないの?
なんで私ばっかり指示しないといけないの?
そんなイライラが何度も爆発して、そのたびに謝られて…。
でも、ぜんぜん変わらない。もう疲れた。
誰かに話しても、「ああ、うちもそうだよね~」って共感されて終わり。
解決なんか、しない。
私たちは、たぶん、もう限界でした。
試しては、ダメだった“いろんな方法”
これまでも、いろんなツールを作ってきました。
- タスク表
- Googleカレンダーの共有
- 定期的な「家事会議」
…でも、結局続かない。
ちょっとだけ楽になるけど、すぐに元通り。
結局は「私が主導」「私が監督」っていう立場になるから、
根本的な“不平等感”が消えないままでした。
スプレッドシートに怒りを書きなぐった2025年7月5日
2025年7月5日――“南海トラフ巨大地震が来るかもしれない”と噂されていたあの日、
実際に我が家では心理的大地震が起きました。
もう本当に限界で、
スプレッドシートに家事への怒りや不満をすべて書きなぐり、夫に送りつけました。
「私はこれだけやってるのに、あなたはどうなの?」
「このままじゃ、やってられない」
夫はその一つひとつに反論。
「それは違うと思う」「それはそっちの都合でしょ」
…またしても平行線。
「もうダメかも」「離婚かな」
本気でそう思い始めたのが、2025年7月5日でした。
夫の一言「仕組みを変えないと」
でも、そのとき夫がこう言ったんです。
「このスプレッドシートには意味がない。
もっと仕組みを根本から変えないといけない。」
その言葉をきっかけに、
“仕組みから”一緒に考え直すことにしました。
夫がベースとなるアイデアを出して、
それをふたりで話し合って育てていく。
そんなふうに、初めて「ふたりで」家事の形を作り始めました。
3時間に及ぶ“心理的大地震”
話し合いは深夜まで続きました。
PCをはさんで、3時間以上。
にらみ合うように、でも冷静に、お互いの生活を「時間」に換算していきました。
- 通勤
- 家事
- 精神的負担
- 仕事の拘束時間
全部、時間にして足し合わせていく。
どちらがどれだけ負担を抱えていたのか、数字で見えるようにしました。
そうしたら、初めて夫も私も「納得」できたんです。
感情じゃなく、数字と仕組みで、フェアに見えるようになったから。
驚くほど、スッキリした
今思えば不思議なんだけど、
「もう無理!」って思っていたルールなのに、
この方法だけは、スッと入ってきました。
話し合いのあと、ふたりともどっと疲れて、すぐ寝てしまったけれど、
翌朝から、びっくりするくらいスッキリしていたんです。
それから10日以上、
家事のストレスは「ゼロ」に近い状態が続いています。
最後に ― “最後のツール”になったかもしれない
「これでダメだったら離婚」
その覚悟で、話し合って作ったこの家事ルール。
だけど結果的に、
私たちを救った“最後のツール”になりました。
これまで、いろんな方法を試してもダメだった私たちが、
たったひとつの“仕組み”でここまで変われたことに、
自分たちが一番驚いています。
今なら、自信を持って言えます。
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