この記事では、ケノンヒーターの電気代についてご紹介します。
結論から言うと、出力によって1時間あたり約15.5円から46.5円まで3倍の開きがあります。
1日8時間を30日続けた場合は、1ヶ月あたり約3,720円から1万1,160円が目安になります。
部屋の広さや断熱のしかたでも金額は動くので、ここからは使い方別の目安まで順にお伝えします。
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ケノンヒーターの電気代は1時間15.5円から46.5円が目安【出力別】
| 出力 | 消費電力 | 1時間 | 1日(8時間) | 1ヶ月(30日) | ひと冬(120日) |
|---|---|---|---|---|---|
| 弱 | 500W | 約15.5円 | 約124円 | 約3,720円 | 約1万4,880円 |
| 中 | 1000W | 約31円 | 約248円 | 約7,440円 | 約2万9,760円 |
| 強 | 1500W | 約46.5円 | 約372円 | 約1万1,160円 | 約4万4,640円 |
ケノンヒーターの電気代はメーカーから公表されていないため、上の表は消費電力から計算した目安です。
計算に使った1kWhあたり31円は、全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価です。
ケノンヒーターの消費電力は最大1500Wから最小500Wまでの幅があり、この差がそのまま電気代に出ます。
ここからは、弱・中・強の3つの出力それぞれで、1時間と1ヶ月にいくらかかるのかを見ていきます。
目安①:最小の500W運転は1時間約15.5円で1ヶ月約3,720円
出力を最小の500Wにすると、1時間あたりの電気代は約15.5円におさまります。
1日8時間つけても124円、30日続けても約3,720円という水準です。
弱めの運転は、足元やデスク周りをじんわり暖めておきたい在宅ワークの時間に向いています。
長くつけっぱなしにしたい日ほど、この出力を選ぶ意味が大きくなります。
目安②:中間の1000W運転は1時間約31円で1ヶ月約7,440円
中くらいの1000Wで使うと、1時間あたりの電気代は約31円になります。
1日8時間で248円、1ヶ月では約7,440円と弱運転のちょうど倍の金額です。
弱・中・強それぞれの実際のワット数は公表されていないため、この1000Wは最小と最大の中間として置いた目安です。
リビングで家族が集まる時間帯など、弱では物足りないときに落ち着きやすい出力です。
目安③:最大の1500W運転は1時間約46.5円で1ヶ月約1万1,160円
最大の1500Wまで上げると、1時間あたりの電気代は約46.5円まで上がります。
1日8時間なら372円、1ヶ月では約1万1,160円と、弱運転の3倍に届きます。
この出力は、帰宅直後の冷え切った部屋を立ち上げるときに短時間だけ使うのが向いています。
部屋が暖まったら弱や中に落とすだけで、1ヶ月の金額は数千円単位で変わってきます。
ケノンヒーターの電気代は部屋と使い方で1日46.5円から201.5円
| ケース | 部屋の条件 | 出力と時間 | 1日 | 1ヶ月(30日) |
|---|---|---|---|---|
| ① | 鉄筋6畳のワンルーム | 弱500W×8時間 | 約124円 | 約3,720円 |
| ② | 木造10畳のリビング | 強1500W×1時間+中1000W×5時間 | 約201.5円 | 約6,045円 |
| ③ | 寒冷地の寝室 | 弱500W×3時間(エアコンで暖めた後) | 約46.5円 | 約1,395円 |
ケノンヒーターには20℃に設定するといった温度の数値設定はなく、左右のパネルを弱・中・強で切り替えて使います。
そのため電気代は、部屋の条件に合わせてどの出力を何時間使うかで決まります。
上の表の3ケースは、目安の広さ6畳から11畳という公式の記載をもとに組んだ使用例です。
ここからは、その3つのケースを1日いくらという形で順にご紹介します。
ケース①:鉄筋6畳のワンルームで弱を8時間使うと1日約124円
鉄筋コンクリートの6畳ワンルームなら、弱の500Wを8時間使って1日約124円です。
気密性や断熱性の高い空間ほど輻射熱が効率よく届くため、出力を上げずに済みます。
目安の広さ6畳から11畳のうち最も狭い6畳にあたり、熱が回りやすい条件です。
在宅ワークで日中つけっぱなしにしても、1ヶ月は約3,720円におさまる計算です。
ケース②:木造10畳のリビングで強と中を組み合わせると1日約201.5円
木造10畳のリビングでは、強の1500Wを1時間、そのあと中の1000Wを5時間で1日約201.5円です。
木造住宅のように気密性や断熱性の低い空間は、暖めた熱が逃げやすく効率よく暖まりません。
立ち上げの強の1時間だけで46.5円かかり、1日の金額の4分の1近くを占める計算です。
それでも1ヶ月なら約6,045円で、日中を留守にする家庭なら弱運転だけの日も作れます。
ケース③:寒冷地の寝室でエアコンの後に弱を3時間なら1日約46.5円
寒冷地の寝室では、エアコンで部屋を暖めてから弱の500Wを3時間使って1日約46.5円です。
寒冷地では最初にエアコンなどで部屋を暖め、そのあとに使うことがすすめられています。
遠赤外線と輻射熱でじんわり暖める方式のため、温風式のように急いで暖めるのは得意ではありません。
就寝前の3時間だけに絞れば、1ヶ月でも約1,395円という軽さにおさまります。
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ケノンヒーターの電気代は8パターンの出力設定で細かく調整できる
同じケノンヒーターでも金額に3倍の幅が出るのは、出力を細かく選べるつくりだからです。
左右のパネルをそれぞれ弱・中・強から選べるうえ、片方だけをつけることもできます。
組み合わせで生まれる出力は8パターンあり、500Wから1500Wまでをカバーします。
ここからは、電気代を抑えるうえで知っておきたい3つの仕組みを順にお伝えします。
仕組み①:左右のパネルを弱・中・強から別々に選んで出力を変えられる
ケノンヒーターは左右にパネルを持ち、それぞれを弱・中・強から別々に設定できます。
片面だけを弱にすれば最小の500W、両面を強にすれば最大の1500Wになります。
片面だけの運転なら、両面を強にしたときの3分の1ほどの電気代ですみます。
デスクの足元だけ暖めたい日は片面、家族が集まる夜は両面と、場面で分けると無駄が減ります。
仕組み②:設定した温度に達すると電力を抑える節電エコモードが働く
弱・中・強の各モードは、一定の温度に達するとそれ以上は上がらない設計になっています。
つまり8時間つけていても、その間ずっと最大の電力を使い続けるわけではありません。
表の金額は出力を出し続けた場合の上限にあたり、実際はこれより下がることが多いです。
到達する温度そのものは公表されていないため、表は多めに見た金額として捉えておくと安心です。
仕組み③:1・2・4・8時間の切りタイマーで消し忘れの電気代を防げる
切りタイマーは1時間・2時間・4時間・8時間の4モードから選べます。
設定しなかった場合でも、10時間で自動的に停止する仕組みです。
寝る前に4時間をセットすれば、朝までつけた場合より約6時間分を減らせる計算になります。
弱運転の6時間は約93円にあたるので、1ヶ月続ければ2,790円ほどの差になりますよ。
ケノンヒーターの電気代が想定より高くなる3つの設置条件と抑え方
電気代が思ったより膨らむときは、製品側ではなく置いている環境に原因があることがほとんどです。
公式の注意事項では、断熱性・寒冷地・目安の広さという3つの条件が挙げられています。
いずれも強い出力を使う時間が延びることで、電気代を押し上げる要因になります。
ここからは、その3つの条件と、それぞれをどう補えばよいのかをお伝えします。
条件①:木造など断熱性の低い部屋では暖めた熱が窓や壁から逃げる
ケース②でお伝えしたとおり、木造住宅のように断熱性の低い空間は効率よく暖まりません。
輻射熱で暖めたそばから窓や壁を通って熱が逃げるため、出力を下げるタイミングが来ません。
補い方はシンプルで、厚手のカーテンを引き、扉の下のすき間をふさぐだけでも変わりますよ。
強を1時間減らせば、1日46.5円・1ヶ月1,395円が浮く計算です。
条件②:寒冷地では立ち上がりが遅くエアコンとの併用時間が延びる
寒冷地では暖かさを実感しにくい場合があり、最初にエアコンで部屋を暖める使い方が案内されています。
遠赤外線と輻射熱で体の芯からゆっくり暖める方式のため、急速に暖めるのは温風式に任せる形です。
エアコンを併用する時間が延びると、その分の電気代がケノンヒーターとは別に積み上がります。
立ち上げをエアコンに任せて弱に切り替えれば、1時間15.5円で維持できるようになります。
条件③:目安の6畳から11畳より広い部屋では出力を上げる時間が増える
適した広さは6畳から11畳とされており、これを超える部屋では暖まりきるまでに時間がかかります。
広い部屋で強を使い続けると、1日8時間で372円、1ヶ月では約1万1,160円に届きます。
対策は部屋を狭く区切ることで、リビング全体ではなく人が座る側にパネルを向けて使います。
11畳を超える部屋なら、間仕切りやドアを閉めて実質6畳前後にするだけでも違います。
置きたい部屋に合うかどうか気になる方は、下のボタンから本体のサイズや詳細を確認してみてください。
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ケノンヒーターの電気代に関するまとめ
ケノンヒーターの電気代は、弱の500Wで1時間約15.5円、強の1500Wで約46.5円が目安です。
1日8時間の使用なら1ヶ月は約3,720円から1万1,160円で、部屋の断熱や使う時間で金額は大きく動きます。
8パターンの出力と切りタイマーを組み合わせれば、暖かさを保ちながら金額を落とせます。
使い心地や置いたときの印象はケノンヒーターの口コミ・評判は?メリットデメリットも紹介!でまとめているので、あわせて読んでみてください。
